幻夜2009/09/13 17:25

夏休み、単身里帰りの時に
東野圭吾の「手紙」を持って行った。

「何かいい本無いかなー」と読書魔の友人に聞いたら返って来た答えがこの「手紙」という本。

見かけたときに購入してはおいたけど、ずーっと手つかず。
この機会に少しでも読んでみようと、バッグに入れて新幹線に乗り込んだ。

出発前が慌ただしくて、少しは新幹線で寝ようと思っていたのに、もう眠るどころじゃない!ってほどハマりましたよ、ええ。

かなり厚い文庫だったけれど、そんなこと感じさせない軽快な文章。思わず引き込まれるストーリー展開。
乗り換えた実家までの電車の中でもひたすら読んで、到着した実家でも読んで、一気に読了。
すごく、すごーく重い、そして感じるものの多い内容で久々に濃厚な読書の喜びを感じた。

翌日妹に「帰りに読む本、何か貸して〜」と話したら、実は彼女も東野さん好きということで、「容疑者Xの献身」を貸してもらいった。

おお、これはあの福山雅治さん主演の「ガリレオ」関連の本ではないか!

こちらもせっせと読み、やはり奥の深い話の展開に感心し、浸る。

次の東野本は何が良いのであろうかとネットを探しまくり、今度は「秘密」にたどり着いた。
これは何となくミステリ系とは違うテイストのように感じて読み進めたが、やっぱり東野さん!という、最後の最後まで夢中になって読まずにはいられない展開だった。

そして今、「幻夜」。
本当は「白夜行」が先なんだろうけど、ちょっとした行きがかり上、こちらを先に買ってしまった。

厚い〜〜。楽しみ。
ただ、忙しすぎてじっくり読むヒマがない。
早く浸りたいよぉ〜〜。