シュガー・ラッシュ!2013/08/27 16:47

久しぶりの平日休み。
ちょっと昨夜ムシャクシャすることがあって、気分転換に映画に行こうかな、と思っていたのだけれど、調べてみたら、見たい映画「ローン・レンジャー」がちょうど良い時間帯にやってない。

どうしようかな~と思案しつつ眠りについたら、ストレスのせいか朝からお腹の調子が微妙な感じに……(^^;
でも、せっかくだから、いつもと違う休日にしたい!ということで、長い夏休み中の大学生の次男を頼りに、DVDをレンタルしに行ってみた。
あ、盛岡の小中学校は、お盆が終わるとすぐに二学期が始まるところが多いので、9月過ぎまで夏休み、なんて気楽なのは大学生くらいなものなのだ。

レンタルショップも、かなりご無沙汰。
たまに次男が借りてくるのを一緒に見るくらいで、自分から何か借りたい!という感情さえも、すっかり忘れ去っていたことに気づく。
ネット友達に教えてもらったジョニー・デップの作品を片っ端から借りたり(「パイレーツ・オブ・カリビアン」がブレイクする直前くらいだったな)、海外ドラマ「ER」にのめり込んで通いつめたことは、既に遠い過去。
仕事が忙しいとはいえ、な~んかつまんない生活になっちゃってるんだな、って…今さらながら。

さて、レンタルショップに到着するも、何を見たらいいのかさっぱり分からない。封切り前の映画なら、散々流される予告で何かしら情報がインプットされているのだけど、レンタル落ちする頃には忘却の彼方。新作コーナーを見ても、ピンと来るものが無いという悲しさだ。

店内をウロウロ2周くらいしたあたりで、「コレ見たいと思ってた」と次男が言うDVDを借りることに、やっと決まった。

当然ながら、すっかり世情に疎い私には分からない作品。
「シュガー・ラッシュ」? 何やらディズニーのアニメだという。見た感じ、絵柄がイマイチ私好みじゃないんだけど……。

しかし、ふと棚を見るとズラリと空ケースが並び、手に取っているのは最後の1枚、なのである。
ラストワン?え、そんなに人気があるのかぁ~。じゃあせっかくだし…って、動機が思いっきり不順だが、やっと決めた1枚を手に店を出る。

本当なら、映画見て食事して~という休日の予定だったはず。
何か美味しいものでも買って帰って、のんびり家で楽しもう!と昼食やデザート、飲み物も奮発した。

ちょっと本屋にも寄り道。今ハマっているアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のノベライズ上下巻を購入する。
実はこれ、今朝調べていて「文庫あるんだ!読みたい!」と思った本。
31日から映画が始まるということで、話題本のコーナーに平積み…の、これもラストワンであった。
いやはや、なんという巡り合わせ!とひとりニタつきながら衝動買いを完了した。

帰宅後、お昼を食べながら早速「シュガー・ラッシュ」を見る。
「ディズニーだし、評判も良さそうだからハズレってことはないでしょ」程度の軽い気持ちで見始めたのだが、イヤこれが、なかなかに面白い!

舞台はアメリカンなゲームセンター。沢山あるゲーム機、実はゲームキャラクター達は実在していて、閉店から開店までは自由にゲーム機から出入りして暮らしている…という「トイ・ストーリー」っぽいディズニーお得意の設定だ。

30周年を迎えたレトロな人気ゲーム(ファミコンみたいなドット画面)で悪役をつとめるラルフが、自分もヒーローになりたい!と他のゲームに紛れ込み、ヒーローメダルを求めて繰り広げる騒動の数々。
ゲームの不具合で存在すると言われている女の子ヴァネロペと、ヒーローキャラ目指して奮闘するストーリーに、どんどん引き込まれていく。
さすがディズニー!というスピード感ある展開とCGが魅力的で、期待が薄かった分、かなり満足させてもらった。

う~ん、映画ってやっぱりイイよね~。
またこんな日、作ろう。

そういえば「ローン・レンジャー」もディズニー映画みたいだ。見るのはレンタルな確率が濃厚だけど、これは忘れないように覚えておこう。

最後のチャンス!なんだそうで…2013/06/30 15:58

お世話になってる保険屋さんがにこにこしながらやって来て
「卯乃さんにはもう、最後のチャンスだから!」
と言いながら、ぴらりと1枚のチラシを置いて行ったのは1ヵ月前のこと。

え? 何って? それはね、「個人年金保険」というヤツ。
トシがバレる~っていう恥ずかしさも、最近は薄れてきちゃってるから素直に書く。
いや、実はちょっと、微かに抵抗がないわけじゃないからサラッと流して下さいね。
ご存知の通り、年金保険というヤツは最低限の払込み期間があって、で、私「最後のチャンス」なんだそうな。

そのチラシを見ていたら、何だか突然に「老後」って文字がどーんとのし掛かってきてしまい愕然としてしまった。
あっという間だよ、10年なんて。
週刊モノの仕事をしてるせいか、本当に毎日が過ぎるのが早くて仕方ない。この調子で、ある日気がついたら玉手箱を開けた浦島太郎の容貌になっていたりして……。

いや、今のまま、ずーーっと変わらずに、変われずに暮らしていることの恐ろしさを感じてしまったのだった。
なんというか……取り残され感?
気がついたら、いつまでも時代遅れな中途半端な自分になっているんじゃなかろうか、という。

流行りものを追いかけろっていうのとは違う。
世の中の色々なことを感じつつ、選んだり手放したり感心したり呆れたりしながら、ちゃんとバージョンアップした自分に……なれてるんだろうか。

手っ取り早く身近な出来事では。
私はチュニックというものが、どうも苦手。
誰かが着ているのを見ると、「わ~いいな!」と思う。
自分でも試着してみて「意外といいじゃん」と購入、までは大丈夫。
で、実生活?で着ようとすると、何かダメ。気恥ずかしくて、むずがゆいのだ。
仕事先でも、み~んなフツーにさり気なく、オシャレに着てるのに。
だからいつも、私の服装はどこか古えチックだ。
ここ数日、暑い日が続き、服装も夏モード。
クロップドパンツにレースのフットカバーとか、シュッとしたレギンスパンツとかが目につき始める。
冷え性でブーツカット大好きな私は、な~んか足元がもたついてる気がしてきた。
店を回って試着してみるが、やっぱり落ち着かない。
それどころか、パッツパツの太ももの現状を突きつけられ撤退してしまう始末。
いや、ほんっとに身近過ぎる話題で申し訳アリマセン。
服装ひとつ取っても、どこか不器用。乗りきれてないなぁとため息で。

ここで何が言いたいのか、というか書いていてハッと気がついた。

服装が古いと感じたり、気後れしてしまっている、そんな自分は非常に情けないんじゃないのか?
変えられないなら、「自分はこれが好きなんだなぁ」と認めて開き直らなきゃ、いつまでも無意味な時間と惨めな気持ちを繰り返すだけだ、きっと。
それが貴重なはずの「最後のチャンス」的時間を無駄にしてるって、気がつなきゃいけない。

大好きなB'zの「ゆるぎないものひとつ」の歌詞のように、誰もがそれを笑ったとしても、ブレない気持ちがあれば恐いものなんて無い、きっと!

とんでもなく飛躍した着地点だけど、気がついたら10年経ってた、というその時、好きなものに囲まれた暮らしが出来ていますように。
そのために、ちょっとずつ積み重ねて、ひとつひとつ選んで。
流されて、ラク~に生きる誘惑に引きずり込まれないように!

とりあえず、我が身を引き締めることから始めなくては(笑)

久しぶり~&配管工事でタイヘンなことに2013/06/04 15:55

長いこと更新せず、前回から1年半も経ってしまいました。
相変わらずな我が家…ではありますが、ちょっとした事件があったので報告します。

それは2週間前の夕方。キッチンの天井水漏れ事件があり、本日、今まさに配管工事の真っ最中。
我が家は団地、それも築四半世紀は優に超えていると思われる物件である。
震災の影響も、あるのかないのか…見事に劣化した配管から、上のお宅の排水が漏れてキッチンは水浸し状態になってしまった。

第一発見者の「帰宅夫」は各方面に連絡を取り、業者の到着をキッチンの掃除をしながら待っていた様子。
ぐしょ濡れのキッチンマットをベランダに干し、床を拭き、コンロ下も水浸しなのに気がついてガスコンロやガス台まで磨いて……
お疲れさまでした。
数時間後、湯沸かし器を外し、換気扇を外し、コンロ上のステンレス性防炎ガードをベリべり外し…水漏れ関係の業者、総勢5人でやっと、排水パイプの劣化が原因であることが判明。
何でもこの配管はキッチン、お風呂場、トイレまで繋がっているとのこと。
もしかしたら、その3箇所の配管を総とっかえかも…という、クラクラする話にまで発展してしまった。

流し台上の配管むき出し状態で待つこと2週間、やっと工事が入ることになった。
必然的に、私が休みの日に立会いながら~ということになり、2週間が経過したというわけである。

工事の予定は9時から。
今日は家族のお弁当もお休みして、作業しやすいようにあれこれバタバタ片付けて、さあ待ちに待った工事が始まった。

大工さん?配管工さん?とにかくやっぱり、5人くらいが入れ替わり立ち替わり出入りして、ドンドンバリバリ、電気ドリルキュイーン!とか賑やかである。
まず壁にはビニールが張り巡らされ、床はブルーシートが敷かれた。
あっという間に見慣れた我が家は工事現場と化す。
ああ、もっとあれもこれも移動しておけば良かったなぁ~と後悔する、壮観な状態である。

途中、10時から30分、12時からお昼1時間という休憩が入り「やっぱり職人さんだ!」と何だかワクワクしてしまう。
父が大工だったこともあり、職人さんには好意的な自分である。
休憩時間、無人となった現場に忍び込み、見事に剥がされた天井や散乱した破片に歓声をあげつつ、写真を撮る。
そして夫や息子に状況報告とともにメールで送りつける。
…まさかここの奥サンが、そんなことしてるなんて誰も気がつくまい。

現場からは、若い男の子に色々教えながら仕事を進めている様子も聞こえてくる。
叱り飛ばすんじゃなくて、笑いを交えた和やかな雰囲気なのが微笑ましい。
部屋が狭いし、今日は暑いから、風を通すために窓も開けっ放し。
プライバシーのかけらもないが、まあオープンで良しとする。今さらでもあるし。

現場の様子をうかがいながら、私はリビングで片付けをしている。
多忙を理由に放置していたレシートや書類関係を片付け、滅多にない経験を書き残そうとブログを久しぶりに開いたというわけ。
ああ、それにしても予定時間をオーバーし、何となく作業は佳境に入っている様子ではあるのだが、どうやら職人さんたちは3時のおやつ休憩に入ったようだ。
ソロリソロリと、お風呂場をのぞいてみた。
天井がキレイになっている。ブルーシートが外されて、ハンドクリーナーで掃除した様子。
お風呂掃除に余念がない夫は、帰宅したらさぞ喜ぶだろう。

初夏の日は長い。そろそろ夕方。終わったら床掃除しないと。
そろそろ…終わるかな? 晩ご飯は…どうしようかな~。

そうそう、忘れてならないモスラ(キエイリボウシインコ)とルギア(オナガアカボウシインコ)は、聞きなれない騒々しさに声ひとつ立てず、おとなしくしている、今のところ。

新しいプリンタ2011/12/18 17:33

仕事用に使っていたプリンタ、とうとう買い替え。
何度クリーニングかけてもインクが出ない!印刷できない!という状態になってしまった。

最近使って無かったからなぁ。
プリントアウトするような仕事も、無くなっちゃったし。
インクヘッドがカラッカラに乾ききっちゃったんだろうな。
そうでなくても、大きなインク染みがついたり、赤が変な発色だったりとトラブル続きだった。
こうなると、もう修理よりも買い替えだ!
もうA3なんてサイズを印刷することも無いだろうし、使いやすそうな家庭用のA4サイズに切り替えてしまおうと決めた。

何年ぶりだろう?
ネットで検索してみて、価格の安さにビックリしてしまった。
え、これってケタ違わない~~?
印刷のみならず、コピーもスキャナも出来る複合機がこんなに安いなんて!

で、早速近所のケーズデンキに仕事の後、飛び込んで買ってきたのが先週水曜のことだった。

本日、やっとセットアップ完了。
パソコンからだけじゃなく、プリンタ本体からも操作出来るんだ~~
とか
メモリーカードからも印刷出来るんだ~~
とか
うわ~!うわ~!の連続である。

毎日忙しすぎてクリスマス気分もお正月気分も無かったけれど、せっかくだから年賀状やっぱり作ろうかなぁと思い始めている。
単純だけど、小さな「わくわく」って絶対必要だよね。

問題は、年末までに出来上がるかどうかだ……

カランコエが悲しいことに2011/12/11 13:45

忙しさにかまけてベランダ放置状態だったカランコエ。
「今日はもっと寒くなるからなぁ」
と、キッチンの窓辺に鉢を移動したのは金曜の朝のこと。
夜、何気なく見ると何だか元気がない。
今まで濃い緑で、葉っぱもとても大きく元気いっぱいだったイメージが…しょぼくれた感じに。
ちょこんとお辞儀みたいに折れたような葉もあって、
「どうしたのかな?」
と不思議だった。
見ると土がカラカラ。あ、そういえば寒いから水やり控えてたっけ、とたっぷり水をやって、翌朝。

ガ~~ン!!最悪。
葉っぱが全体に萎れてしまって、色も茶色っぽく変色。
どうして?
凍えそうなベランダから室内に入れた、急激な温度変化なのだろうか?

職場の植物に詳しい人にメールしてみたら、とにかく萎れた葉を刈り込んで温かいところに置いて、とのこと。

そうだよね…萎れた葉が戻ることなんて無いんだよね、きっと。
でも、切るの、すっごく抵抗があるんですけど。

言葉の無い植物は難しい。
変わり果てた姿だけが、その苦しみを訴えてくる。
ごめんね、ごめんね…

春先、ポキッと折れてしまった葉から成長し、何気なく置いておいた鉢に根を伸ばし、ぐんぐん成長した生命力のかたまりみたいなコだ。
きっとまた、元気になってくれると信じよう。