最後のチャンス!なんだそうで…2013/06/30 15:58

お世話になってる保険屋さんがにこにこしながらやって来て
「卯乃さんにはもう、最後のチャンスだから!」
と言いながら、ぴらりと1枚のチラシを置いて行ったのは1ヵ月前のこと。

え? 何って? それはね、「個人年金保険」というヤツ。
トシがバレる~っていう恥ずかしさも、最近は薄れてきちゃってるから素直に書く。
いや、実はちょっと、微かに抵抗がないわけじゃないからサラッと流して下さいね。
ご存知の通り、年金保険というヤツは最低限の払込み期間があって、で、私「最後のチャンス」なんだそうな。

そのチラシを見ていたら、何だか突然に「老後」って文字がどーんとのし掛かってきてしまい愕然としてしまった。
あっという間だよ、10年なんて。
週刊モノの仕事をしてるせいか、本当に毎日が過ぎるのが早くて仕方ない。この調子で、ある日気がついたら玉手箱を開けた浦島太郎の容貌になっていたりして……。

いや、今のまま、ずーーっと変わらずに、変われずに暮らしていることの恐ろしさを感じてしまったのだった。
なんというか……取り残され感?
気がついたら、いつまでも時代遅れな中途半端な自分になっているんじゃなかろうか、という。

流行りものを追いかけろっていうのとは違う。
世の中の色々なことを感じつつ、選んだり手放したり感心したり呆れたりしながら、ちゃんとバージョンアップした自分に……なれてるんだろうか。

手っ取り早く身近な出来事では。
私はチュニックというものが、どうも苦手。
誰かが着ているのを見ると、「わ~いいな!」と思う。
自分でも試着してみて「意外といいじゃん」と購入、までは大丈夫。
で、実生活?で着ようとすると、何かダメ。気恥ずかしくて、むずがゆいのだ。
仕事先でも、み~んなフツーにさり気なく、オシャレに着てるのに。
だからいつも、私の服装はどこか古えチックだ。
ここ数日、暑い日が続き、服装も夏モード。
クロップドパンツにレースのフットカバーとか、シュッとしたレギンスパンツとかが目につき始める。
冷え性でブーツカット大好きな私は、な~んか足元がもたついてる気がしてきた。
店を回って試着してみるが、やっぱり落ち着かない。
それどころか、パッツパツの太ももの現状を突きつけられ撤退してしまう始末。
いや、ほんっとに身近過ぎる話題で申し訳アリマセン。
服装ひとつ取っても、どこか不器用。乗りきれてないなぁとため息で。

ここで何が言いたいのか、というか書いていてハッと気がついた。

服装が古いと感じたり、気後れしてしまっている、そんな自分は非常に情けないんじゃないのか?
変えられないなら、「自分はこれが好きなんだなぁ」と認めて開き直らなきゃ、いつまでも無意味な時間と惨めな気持ちを繰り返すだけだ、きっと。
それが貴重なはずの「最後のチャンス」的時間を無駄にしてるって、気がつなきゃいけない。

大好きなB'zの「ゆるぎないものひとつ」の歌詞のように、誰もがそれを笑ったとしても、ブレない気持ちがあれば恐いものなんて無い、きっと!

とんでもなく飛躍した着地点だけど、気がついたら10年経ってた、というその時、好きなものに囲まれた暮らしが出来ていますように。
そのために、ちょっとずつ積み重ねて、ひとつひとつ選んで。
流されて、ラク~に生きる誘惑に引きずり込まれないように!

とりあえず、我が身を引き締めることから始めなくては(笑)

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