どうしてますか?美容院2006/11/01 23:18

眼鏡な暮らしも、じき1カ月。
よくもったな〜、いや、もたせるしかナイんだけど(^^;;

先日、初めて美容院へ眼鏡で行って来た。
通い慣れたいつもの店だったのだが⋯⋯
いやー、参った。
カットからカラーリングまでの約3時間、ずーーっと眼鏡は外したまんまなのだね、美容院って。
今までは全く気にもとめなかったけれど、これが結構しんどかった。

とりあえず、席に置いてある眼鏡入れに外して入れる。
髪をやってもらっている間、一応雑誌など手に取ってみるのだけれど、とにかく超ド級の近視の私。

⋯⋯⋯見えないっっっ!

写真も文字も、顔を洗うようにしなければ、ボーッとぼやけて何が何だかさっぱりわからないのだ。
グラビアの多い雑誌は重くて、グッと顔に近づけるのが何とも負担。
軽めの雑誌⋯この日は、やたら文字の多い(グラビアページって紙も厚いから重たくなるのだ)「婦人公論」だけが心の友であった。

でも、文字だけの場合も、とんでもなくどぎつい見出しなど付いていてもすぐには分からない。
読み進めるうちに「ビクッ!」っという感じ(^^;;
美容師さんって、しっかり背後にいるわけじゃないですか。
会話の糸口にするためなのか、同じ目線で雑誌も見てたり⋯するのである。
今までなら、さりげなくその手のページはスルー出来たけれど、今度は本当に見えないから、自分でもドキッとするような表現に、読みながらいきなり出くわしたりして、何ともハラハラしてしまったのだ。

美容院での数時間はリラックスタイム。
普段は読まないような雑誌を読む楽しみがあった。
それなのに、今はどうやってこの数時間をやりすごそうかと、ストレスを感じてしまっている。

髪の方も、現在どの程度の進行具合なのかがわからなくなってしまった。
最後のブローでも、やり方を見て覚えて⋯なんてもう、出来ない。
すっかり「まな板の上の鯉」状態で、美容師さんに全部おまかせなのだ。
⋯これじゃ、新しい店を開拓しようなんて野望は⋯⋯不安で行けないなぁ。

そうそう、シャンプー台に移動するときも、見えないままで歩かなくてはならない。
通い慣れた店だからこそわかるが、ハッキリ言って、あんまり眼鏡無しで動きたく無いというのが本音だ。

そして、シャンプーが終わって席に戻るとき。
シャンプーしている間に客の入れ替わりがあって、前と同じ席に戻れるとは限らない。
別の席に移ったとき、置いてきてしまった眼鏡はそのままになり、何とも不安になった。
今回は隣の席だったので、手をのばして眼鏡を取ってみたら⋯あろうことか、私の眼鏡ではなかったのである。
もう、不安はピーク!
美容師さんに声をかけると、他の人の眼鏡と間違われて全く別の席に持って行かれていたのだった⋯⋯_|‾|○

眼の悪い私にとって、眼鏡はもう体の一部。
その一部が離れてしまうことが、どれだけ不安か、見える美容師さんには理解出来ないことであろう。
もう、次からは眼鏡ケース持参で行こう。
席を離れるときは、持って歩こう!
強く強く、決心する私であった。

だって、シャンプーの間ずーっと
「今大地震が起きたり火事になったりしたら、どうなるのだろう」
なんて考えずにはいられなかったのだから。

眼鏡な皆さん、どうしてますか? 美容院。